ココマイスターから新しいブライドルシリーズ『ジョージブライドル』が発売されました。
ジョージブライドルシリーズの長財布『バイアリーウォレット』を購入したのでレビューしますね。
私はココマイスターのお財布をたくさん持っていて、用途や気分によって使い分けています。
いままでプライベート用でメインに使っていたのがこれ。
マットーネ・ビルウォレットです。(現在は販売されていません)
私が初めて手に入れたココマイスター財布が、このマットーネ・ビルウォレットです。
この財布からココマイスター・ファンも始まりました。
妻がプレゼントしてくれた思い出の財布であり、マットーネ皮革がお気に入りだったので大事に使っていたのですが、使用して2年経ちだいぶクタっとしてきました。
また私自身もそろそろレベルアップしたいと思い、ワンランク上の財布を手に入れてエネルギーをもらいたいと思っていたところだったので、このバイアリーウォレットを購入しました。
今回購入したのは、ジョージブライドル・バイアリーウォレットの「ボルドーワイン」色です。
レッド系の財布は持ったことがなかったので、今回は初めてチャレンジしてみました。
箱を開けたところ。
専用のポーチに包まれているのはココマイスターの特長です。
ポーチが少し変わったのかな?
金色の刺繍ではなくなっています。
ポーチから取り出したところ。
ボルドーの赤さが美しい!
皮革がまだ硬いので、かぶせ蓋が開いてきます。
すぐになじむでしょう。
ココマイスターの刻印はさりげなく。
カード入れが豊富で、14枚も入ります。
横からみたところ。
白いのはほこりではなく、ブルームです。
金色のファスナーチャック。
マチ。
横からみたところ。
実はコバ磨きは、地味ですが職人の技術の差が出るところなのです。
うーん、いいですね。手になじみます。
お金を入れてみました。
非常にスマートな印象です。
使い始めなのでまだ硬い印象ですが、すぐに柔らかくこなれてくると思います。
ブライドルレザーの特長のひとつが「ブルーム」。
ブライドルレザーは蜜ロウをしみ込ませて作るので、浸透したロウが財布の表面に浮き出て白く粉をふいたようになるのです。
このブルーム、そのまま使用しても問題ないんですが、拭きとってしまったほうがきれいに使えます。
ブルームをふき取るときは、柔らかい布を使います。
革製品のお店や靴屋さんに売ってるクロス(磨き布)がいいと思います。
これが半分だけブルームを拭いたバイアリーウォレット。
違いわかりますかね?
左が新品のまま、右がふき取ったものです。
これが全部ふき取ったバイアリーウォレット。
光沢が出ていいかんじになりました♪
実はこのバイアリーウォレット、ブライドルレザーにしてはブルームが少ないなーと思ってたんですが・・・
防水スプレーを吹きかけて乾かしておいたら、はっきりとブルームが出てきましたよ。
境目くっきり!差がよくわかりますね。
ブルームはロウなので、温度が高いと溶けます。
この日は気温が高かったので、ブルームが溶けて目立たなかったんでしょう。
防水スプレーを吹きかけたおかげで財布の温度が下がって、ブルームが見えるようになったんだと思います。
明確な差が見てもらえてよかったです。
いままでプライベート用メインで使っていたマットーネ・ビルウォレットと、
ビジネス用メインで使っているブライドル・インペリアルウォレットと、
新しいプライベート用メインのジョージブライドル・バイアリーウォレットを並べてみました。
上から、
・マットーネ・ビルウォレット(約2年使用)
・ブライドル・インペリアルウォレット(約1年使用)
・ジョージブライドル・バイアリーウォレット
です。
バイアリーウォレットは薄い印象があったんですが、こうやって並べてみると意外と厚みがあるんですね。
インペリアルウォレットより厚いのは意外でした。
折り返しの部分がまだ硬いのが原因だと思います。
インペリアルウォレットも最初のうちは皮革が硬くて厚みがありましたが、いまでは柔らかくなって厚みもおさまってきました。
バイアリーウォレットもすぐに落ち着いてくると思います。
ちなみにバイアリーウォレットの「バイアリー」は、バイアリータークというサラブレッド三大始祖のうちの1頭から取った名前だそうです。
『この財布を原点として、更に良いものを生んでいきたい』という思いを込めたそうで、その名に恥じない堂々とした財布だと思います。
この薄い長財布を使い始めてから、妻が「かっこいいね〜」と言うようになりました。
(財布がかっこいいという意味だと思いますが…(笑))
レストランやバーでの支払いの際に薄型財布というのはかっこよく見えるんですね。
使っていても気持ちいい財布なので、おすすめです。