革のビジネスバッグは、昔から根強い人気があります。
ナイロン製やアタッシュケースのようなバッグが登場しても、革のバッグがなくなることはありません。
なぜ手入れが必要な革のビジネスバッグは人気があるのでしょうか?
一つは、革という素材の良さ。
革と一言でいっても、実はたくさんの種類があり奥が深いのです。
バッグ向きの革でも数えたらたいへんです。
革のもとである、原皮。
その原皮の動物も牛や馬など種類があり、
その中で牛の皮ひとつとっても、その牛の年齢や部位により呼び名も違います。
そして、革を作るタンナーにより発色や加工が異なり、幅広い種類の革が展開されています。
革は生き物から作られているので、すべて同じ革というのは実は存在しない一点ものなんです。
均一化するために染料をいれたり、コーティングしたりしてできるだけ均一化を図ってはいますが。
二つ目は、革に対する人間の愛着。
革を「育てる」といったりもしますが、その表現はナイロンや布などでは使われない言葉です。
手間暇かけて革のバッグをケアしていく。
これは面倒なことなのですが、それだけ時間をかけてバッグに向き合う時間が増えるため愛着がわくのです。
それに応えるかのように革のバッグはその人に合った色艶を出してくれます。
(そういう思い込みなのかもしれません。)
高級な革のバッグを長く大切に扱う気持ち。
これは革の良さからくる言葉なんですね。
ココマイスターさんでも、財布の商品が一通りそろい、現在は革のバッグの制作が進んでいます。
ビジネスバッグでいえば、ブライドルバンガ-ブリーフ、マットーネイルジーネは代表的です。
ビジネスバッグ以外にもセカンドバッグ、ショルダーバッグなど今後も種類は増えていく予定です。
最高品質の革にこだわり、日本職人の縫製にこだわるココマイスターさんのバッグを1本持つことで、革を育てる体験をしてみてはいかがでしょうか?