2013年1月に登場したココマイスターのブライドルバッグシリーズのビジネス用バッグ、バンガ-ブリーフ。
シンプルで外装の縦の皮革の補強もスマートにデザインに溶け込んでいます。
サイトの写真を見た後で実物を見たのですが、実物の方がよかったです(笑)。
当たり前かもしれませんが、立体感が目視だとちゃんとわかるし、目では見えない感覚的な「よさ」も感じました。
(個人によってとらえ方は違うので、私の場合です。)
ブライドルの迫力だけではなく、職人の力なのかもしれません。
これが大量生産の工程と同様に仕上がるバッグではないですね。
もちろん手作業なので均一なクオリティを出すことは難しいでしょうが、やはり専門職人の手にかかるバッグを1本持っておくと目利きになれそうです。
カバン下部の金具は、革が痛むのをカバーし自立の補強的役割になっています。
バッグの持ち手と本体をつなぐ金具、ショルダー部分のつなぎのDカン、このゴールドもかっこいいです。
ショルダーベルトは、取り外しが可能で、丈夫な金具が選ばれています。
ベルトは長さが調整可能です。肩当もついています。
内装もダレスバッグ同様のピッグスウェードで、やはり品が良く、落ち着きます。
手持ちのブライドル・インペリアルウォレットを入れてみました。
色もおそろい(^^)v
内装のファスナーポケットを開けても、その中もピッグスウェードです。
ここに、仕事道具を収納していくわけです。
ファイルはもちろんノートPCも小型なものは入ります。
ただ、そこまでサイズが大きいわけではないので、パソコンカバーをつけると入らないこともあるでしょう。
その他、手帳、通帳、印鑑、筆記用具等は問題なく収納できます。
ショルダーを使うより、手持ちでかっこよく歩き回りたいです。
個人的には、ショルダーはあくまでサブ的役割にしたいところです。
カラーはロイヤルブラウン、モスグリーン、キャメルの3色ですが、目を引いたのはモスグリーンとキャメルです。
ロイヤルブラウンはブラックに近い濃い色ですので非常に溶け込みやすい色です。
パッと見明るく見せたいならキャメル、ちょっと珍しい緑色だと思わせたいならモスグリーンですね。
外寸 | 縦(高さ)29×横40×厚さ(奥行)8.5㎝ |
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重さ | 約1510g(ダレスに比べて600gほど軽量) |
素材 | 外装:ブライドルレザー 内装:ビッグスウェード |
機能 |
(外装) フリーポケット 1カ所(片面) ショルダーベルト取付用Dカン 2カ所 (内装) 携帯ポケット 1カ所 カード用ポケット 1カ所 ファスナーポケット 1カ所 ペンホルダー 2カ所 (付属) ショルダーベルト(調整可能・肩当てつき) 1本 |
基本的に男性のビジネスバッグ仕様です。
プライベート用として使えないことはないですが、デザインがビジネスバッグとして確立されているので、ビジネスオンリーがおすすめです。
ブライドルレザーはイギリスで1000年以上の伝統を持つ製法から生まれる牛革です。
革をロウ漬けして繊維を引き締めています。非常に耐久性に優れた堅い革です。皮革が完成するまでに約5か月を要する、工程が複雑で手間のかかる極上レザーです。
ココマイスターは、その中でも等級が高いブライドルレザーを選りすぐってバッグに作り上げています。
製造しているのは日本の職人さんで、硬くて丈夫なライドルレザーのカットから縫製を行っています。
レザー全般に言えますが、雨に弱く、濡れてしまうとカビやヒビにつながってしまいます。
予め防水スプレーなどのコーティングをしておくべきです。
ブライドルレザーはもともとロウ引き加工されているので、クリームの手入れははじめは不要ですね。乾拭きで大丈夫です。
手持ち部分は毎回使うので、そのうちクリームが必要になるかもしれません。
ひっかいたりすれたりして革に傷がついた場合は、同色のクリームで傷の修復を早めに行いましょう。
最上志向。その言葉がぴったりの日本製ブランドです。
高品質なものづくりなら日本製。日本の熟練職人にかなう技を持つ国は他にありません。
高品質な皮革は、世界中から集めています。イタリア、イギリス、フランス、日本…世界を飛び回り皮革を実際に見て選んできて製品化しています。
そんなこだわりを持つココマイスターは、本物志向を追求し続けています。
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